形成外科
診療スタッフ
池上 みのり(いけがみ みのり)科長 | 日本形成外科学会専門医 小児形成外科分野指導医 |
形成外科の紹介
形成外科全般の診療および手術を行っています。当科では先天的な身体外表の形状異常および外傷や腫瘍による皮膚組織欠損・瘢痕拘縮などに対して治療を行っています。主に顔面の外傷・骨折や手指・爪の小外傷やその後遺症の治療、植皮術も含めた熱傷および瘢痕拘縮の治療、皮膚腫瘍の切除とその再建を行っています。
- 「眼瞼下垂症について」
加齢に伴う眼瞼下垂症に対し「信州大学方式」による眼瞼手術を行っています。原則として3日入院・局所麻酔下で実施しています。先天性眼瞼下垂症・顔面神経麻痺に伴う眼瞼下垂症についてもそれぞれの術式で治療しています。 - 「皮膚・皮下のデキモノの治療について」
メスを用いた切除術、液体窒素による凍結凝固療法、ラジオ波による焼却など各種治療の中で最適と思われる方法を選択しています。大きい腫瘍の場合は、入院や全身麻酔が必要になることがあります。 - 「レーザー治療について」
Qスイッチ付アレキサンドライトレーザーを用いて茶あざ・青あざ・黒あざに対するレーザー治療を行っています。太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着は保険適応です。加齢によるシミ・扁平母斑は自費治療になります。肝斑・ほくろ・厚みがある盛り上がったあざには無効です。 - 「美容外科診療について」
豊胸・隆鼻・二重まぶた、その他の保険外の美容整形外科手術は行っていません。
新型コロナウイルスの流行おさまるまでは感染対策と病院機能を優先し、美容目的での顔面頸部のレーザー治療は休止しています。ピーリング・化粧品等の取り扱いは継続しています。 - 「専門外来について」
信州大学形成外科・長野県立こども病院と連携して『口唇口蓋裂』『漏斗胸』『血管腫・血管奇形』の専門外来を行っています。リンパ浮腫ケアを専門スタッフが行っています。(完全予約制)
日本形成外科学会認定医教育関連施設
外傷や病棟急変に対応中の場合は予約の方でもお待たせすることがあります。緊急性のない予約外での来院は長時間お待たせする場合が多く、手術予定等のため対応しきれない日もありますので、お電話を御願いいたします。紹介状を予約時にFAXしていただくと、当日の待ち時間が短くなります。