透析業務
※2018年9月に透析システムを全て最新機種に更新致しました
【写真1】
血液浄化療法室では、泌尿器科医師・腎臓内科医師、看護師、臨床工学技士が連携して血液浄化業務を行っています。
【透析業務】
主に約80名の外来患者様と他科で入院している患者様の透析を午前・午後の2クールで透析を行っています。患者様に応じて透析・オンラインHDF(血液濾過透析)【写真1】、など適切な治療を提供しています。
臨床工学技士は、透析装置が問題なく作動しているか、患者様の状態は問題ないかチェックを行います。チームの看護師と連携して患者様の病状に応じて医師の指示のもと処置を行います。
当院ではプライミング・返血工程は、自動化機能を用い業務の効率化と安全性の向上に努めています。
【透析以外の血液浄化業務】
- 腹水濾過濃縮再静注法(難治性腹水)【写真2】
- エンドトキシン吸着療法(敗血症、大腸穿孔手術後、等)
- LDL吸着療法(ASO、高脂血症、等)【写真3】
- 免疫吸着療法(SLE、ギランバレー症候群、等)
- 顆粒球除去療法(潰瘍性大腸炎)
【写真2】
【写真3】
【保守・管理】
- 定期的に部品交換を行い透析装置の正常な状態を維持して安全性の向上に努めています
- 日本透析医学会水質基準に基づき水質検査(生菌培養、エンドトキシン測定)を行い、患者様に安心して透析を行える環境を提供しています
- 装置の自己診断機能を利用し、透析装置が正常に作動しているか日々確認しています
- 透析装置の突然のトラブルにも迅速に対応しています