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先輩看護師からのメッセージ
看護師からのメッセージ
専門・認定看護師からのメッセージ
皆さんこんにちは、市立甲府病院看護部の嶋田です。
私は、日本看護協会が認定する専門看護師認定審査に合格し、がん看護専門看護師として、がん相談を担当しております。がん看護分野において根拠に基づいたケアや看護実践を支える主要な概念・理論・方法を学修するため、山梨県立大学大学院看護学研究科に入学しました。
病院・看護部から勤務しながら学修できるように3年間の学修環境(勤務時間調整・所属部署)を保障して頂き、また挫けそうになった時には管理職やスタッフの皆様からの励ましや精神的サポートにより仕事と学修を両立することができました。
大切にしていることはがん患者さん・ご家族の生活や人生を共に考える存在として様々な悩みを一緒に考え、その人らしく過ごせるようにサポートしていきたいと思っております。
がん看護専門看護師
看護支援係 嶋田やよい
(山梨県立大学 大学院 看護学研究科 がん看護学卒)
(帝京山梨看護専門学校卒)
感染管理認定看護師です。感染管理室に配属されています。
感染対策に関する専門的な知識・技術を用いて、病院の感染対策に関する状況を評価し、感染管理システムを組織的かつ戦略的に構築するための計画立案とその実施により、患者・職員、来院者を院内感染から守ることを役割としています。院内では他職種と協働して感染防止のためにチーム活動をしています。
認定看護師になるまでの間、当院から様々な支援を受けました。特に、認定看護師養成課程を受験するにあたっては、病院の感染対策チームに所属する医師や看護師長、臨床検査技師、薬剤師に協力していただき、院内で感染対策の研修やサーベイランスなどの活動が行えるよう支援していただきました。
このように当院は、看護師が目指すキャリアを実現できるよう全職種が協力して支援する病院です。専門性を磨いていきたいと考える皆さんを応援していきたいと思います。
看護をがんばりたいと考える皆さんと一緒に働けることを楽しみしています。
感染管理認定看護師
感染管理室 九川卓也
当院は地域がん診療拠点病院として定められており、がん医療チームによる医療の強化が目標にあげられています。
緩和ケアとは「生命を脅かす疾患に伴う問題に直面する患者さんとご家族に対し、痛みや身体的、心理社会的、スピリチュアルな問題を早期からアセスメントし解決することにより、苦痛の予防と軽減を図り、生活の質(QOL)の向上をさせるためのアプローチである」とされています。平成25年4月から緩和ケアチーム専従看護師として配属させて頂き、院内の緩和ケアの必要な患者さんに対し症状コントロールや、日常生活を送る上でのサポートを、患者さん、ご家族の皆様を中心に各セクションのスタッフの方々と一緒にサポートさせて頂いております。
患者さん、ご家族様、そして一緒に働く仲間のつらさに目を向けられるよう、ひとりの人間としての成長を目指しながら、毎日充実した日々を過ごさせて頂いています。
新人看護師の皆さん、当院で一緒に緩和ケアを広げていきませんか。
緩和ケア認定看護師
4階東病棟 根津弘美
自宅から近いという不純な動機で病院選び就職をいたしました。
入職当初は日々の業務に慣れる事で精一杯でしたが、先輩達が根気強く関わって頂いたことで徐々に看護の楽しさを知ることが出来ました。そんな中認知症の人やせん妄の人への関わりの難しさを実感し、私たちの関わり方によってその方の人生を大きく変えてしまう恐ろしさを知りました。
患者さん・ご家族が安心して入院生活が送れるお手伝いをしたいと考え、上司のすすめやスタッフの協力もあり認知症看護認定看護の資格をとることができました。認知症の人が必要な治療を受け、安心して入院生活が送れるよう、日々病棟スタッフと情報共有を図りながらケア方法を検討しています。人それぞれ対応方法が違うため対応の難しさを感じる事も多々ありますが、看護師としてのやりがいを感じております。
認知症看護認定看護師
看護支援係 山村富子
看護学校卒業後、一般外科病棟で3年、消化器・呼吸器内科病棟7年勤務しました。多くの患者さんと接する中で、抗がん剤治療の副作用に悩む患者さんに関わり、がん薬物療法看護について深く考えるようになりました。経験を重ねる中で、より専門性を学び患者さんのケアに活かしたいという思いが強くなり、そんな時上司のすすめで認定看護師制度を知りました。上司や専任の先輩方、周囲の方々の支えもあり約8ヶ月の認定校生活を経て試験に合格し、現在はがん化学療法看護認定看護師として外来通院治療室に勤務しています。
がん薬物療法はがんの集学的治療の一つです。他職種と協働することや、薬剤についてなど情報量も多く勉強の日々ですが、看護師として患者さんと接する中で、多くを学ばせて頂いてると実感しています。副作用ケアや情報提供等以外にも、患者さんやご家族の思いにより添いその人らしく意思決定ができること、一人ひとりの生活にそってセルフケアを一緒に考える事を大切にしています。
一緒にがん薬物療法看護について学びませんか?みなさまと一緒に働ける日を楽しみにしています。
がん化学療法看護認定看護師
外来通院治療室 志村 美和